地味な女子の読書とか映画とか。

現在、海外暮らしのため 不定期に更新しております。本が読みたい。
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衛慧:衛慧みたいにクレイジー

衛慧みたいにクレイジー
衛慧 泉 京鹿

講談社 2004-10-08

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「私は、蛹が少しずつ蝶に変わっていくように、
 自分が知恵のシンボルに変わり、翼をはばたかせる
 美しいものに成熟していくことを知っている。
 晩安、かわいそうなあなた。
 晩安、あちこちでファックしまくっているこの都会」
 
上海ベイビー」を読み直して、二度惚れしたので
ちょっと前に出ていた新刊を購入しました。
普通に次の小説が出ていることだけでも珍しいこと。多分。
「上海ベイビー」が売れたあとに、次々と出ていた似たような本は
(タイトルがね。内容はまぁ違うんかもしれないけど)
その後本屋から姿を消したけれども
次が出た、ということは、日本の中でも彼女の本を読む人が
多かったからなのでしょう。

内容は…うーん、一言では難しいなぁ。
基本的には「上海ベイビー」に似ている。
小説家志望の女の子の物語。
そして上海、という都市。
エキセントリックな人々。

不倫を繰り返してしまう女友達。
何をしているのかわからないけど、次々と事業に手を出していく恋人。
恋人は彼女の本を売り出すために奔走してくれる。
そして、すれ違い。
外人女性にしか感じない男友達。

ようやくデビューした彼女には
好奇の目ばかりが突き刺さる。
母校の大学で講演してみれば、男子生徒から
「ヌード写真をとらせてくれ」とせがまれる。(どんな学校だよ)

タイトルの通り、本人が主人公だ。
だから出てくるエピソードのいくつかは本当にあったことなんだろう。
メリーゴーランドのように
彼女の周りをくるくる回りながら
そして中心にいる彼女は、常に冷静だ。
冷静に、小説を書き続ける。

散文的な小説のせいか
それとも訳のせいか、
「上海ベイビー」ほどはひきつけられなかったんだよなー。
うーん、残念…。


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この記事に対するコメント

こんばんは。

「地味な女子の読書日記」というブログですが、読んでる本は過激なような気がします(笑)

気のせい?
T-Takeda | 2005/03/05 10:30 PM
T-Takedaさん★

…そうかい?過激かい?
地味な本ってなんじゃろー。

ほら、読書とか映画とか、
別の世界に入れるエンターテイメントには
自分と違うものの方がねっ


うたぎく | 2005/03/06 2:32 PM
察するに支那版『ノルウェイの森』ってとこでしょうか。経済が発展するとこういう小説が需要されるようになるんでしょうね。本家村上の翻訳版もバカ売れしてるらしいし。
SLASH | 2005/03/07 1:42 AM
★SLASHさん

あー、そうそう。
「上海ベイビー」のアマゾンの書評にあった。
似ているって。
でも、村上春樹って読んだことないんだわ実は。
なんか、肌に合わないのよねー。
でもせっかくだし(?)読んでみっか。

今、中国で日本の小説翻訳版売れてるみたいだね。
この衛慧と渡辺淳一が対談したという
謎の2ショット写真が渡辺淳一のHPに・・・。笑
淳一の本を、みんなどう思ってんだろ。

うたぎく | 2005/03/07 3:48 PM
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