地味な女子の読書とか映画とか。

現在、海外暮らしのため 不定期に更新しております。本が読みたい。
<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -
<< 今週、妻が浮気します | main | 佐藤愛子:血脈 >>

司馬遼太郎:燃えよ剣

燃えよ剣 (上巻)
司馬 遼太郎

新潮社 1972-05

おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


新潮文庫の男性売上No.1をずーっとキープしているらしいっす。
何がすごいって、アマゾンのレビューが全部★5つ。

幕末、京都中を走り、そして斬りまくった集団、新撰組
そのリーダー、近藤勇と共にこの組織を作り上げた土方歳三

関東の田舎の、名も無き剣道道場から飛び出したこの二人は
あっという間に歴史の表舞台へと飛び出していった。
近藤勇というのは、お神輿の上に乗っている人。
そして後ろで指図するNo2だった土方。


まぁとにかくさー、この本の主人公土方は
強いわ(ケンカ好き★)、頭はきれるわ、
隠れて下手な俳句を作るロマンチストだわ
それでいて染入るような微笑!を持つ
もうとにかく今すぐ抱いてくれ、というくらい男前なので
(こういう表現も女子としてどうか)
それは皆様それぞれご堪能下さい。
男子であれば、戦闘や組織論なんかに舌つつみを打つもよし。

で、さー。
土方はさておき、何度も読むと気になってくるのが近藤勇。
去年のNHK大河「新撰組!」の主人公が近藤勇と聞いたとき
「えー、まじかよー。近藤って何したよー。土方じゃねえのかよー」と
知り合い中がブーイングを起こしました。
皆様の中にもいらっしゃいませんでしたか?え?いない?
というのは、多分、そう思ったほとんどの人間が
この「燃えよ剣」を読んでいたからなんでしょうね。

近藤って最後逃げてたしさー、
本の中でもちょっとはしゃいでお化粧しちゃってバカみたいだしさー。

で、確かに土方はNo2というか裏方というか黒幕というか
そういうのが似合う。本人もそうしてる。
でもNo1は別に近藤である必要はなかったんじゃないか?と。
確かに、剣術は土方と同じくらい強かったようだけど。
それ以外では、土方と馴染んでいるから、という理由くらいか。
もちろんそれが一番大事なんだけども。

文中で何度も「近藤なら大丈夫だ」とか「近藤だからできる」とか
書いてるけど、
いまいち近藤勇という男のよさがわからなかったのよね。
ま、土方が主人公だし、対比の関係に置かれた近藤の影が薄くなるのは
仕方の無いことなのかなぁ。

司馬史観、というかなんつうか、
この本が出た当時は、悪の組織(?)と思われていた新撰組が
俄かにフューチャーされたらしい。
で、それと同時に隊長だった近藤の名前は薄くなり
土方が全面に出たのね・・・。
これが土方の言う「歴史に名が残る」ってことか・・・。
近藤、ちょっとかわいそう。

で、新撰組フェチ(?)にはたまらないと思われる沖田総司
この本の総司がすごくいいんだなー。
明るくって勘がよくって、そしてけなげで。
土方との対比もすごくいい。
沖田総司ブームも、この本からなのかしら?
ひ、ヒラメ顔みたいですけど。

あー、しっかし、戊辰戦争は土方人生一大大喧嘩だったわけだけど
外国相手とか、なんか世界規模で喧嘩させたかったなぁー。
この時代の人って、もったいないよなー。みんな早死にでさ。


ブログランキング
お気に召したら
クリック
ぜひ一票をー



燃えよ剣 (下巻)
司馬 遼太郎

新潮社 1972-06

おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

司馬遼太郎 | permalink | comments(21) | trackbacks(1)

スポンサーサイト

- | permalink | - | -

この記事に対するコメント

はじめまして。僕もこれを読みました。大河で新選組フェチになったクチです(^^)
近藤と土方との関係の描き方の違いだけで、いろんなバリエーションができあがりますね。
司馬作品ともなると、これが事実ではなかったのかと思わせる説得力があります。
僕が買った帯には300万部突破とありました。すごいですよね。あゆのCD並みですね。
てつや | 2005/03/09 10:53 PM
はじめまして♪
この本を読んで涙した1人です。
『竜馬がゆく』を読んで新撰組嫌いになり
『燃えよ剣』を読んで土方ファンになった
単純な奴です。
うさぎ | 2005/03/09 11:17 PM
これ,読みましたよー。
入院してるときにベッドで。
眩暈で立ってられないくせに活字は追う。(←馬鹿)

今まで新撰組がなんたるものかほとんど知らなかったところでこの本を読んだので同じく「近藤勇の存在意義ってナニ?」と首を傾げました。
大河ドラマではずいぶんとよい役どころだったと聞きましたが,わたし見てないしー。

ちなみにわたしの一番贔屓は斉藤一。
「アンタの云うことはなんでも聞く。だから諾斉だ」
の台詞は印象深くて未だに覚えてます。
aggie | 2005/03/10 1:49 PM
★てつやさん
 
はじめまして。コメントありがとうございます。
「新撰組!」・・実は見てないんだよねぇ。
三谷幸喜が、
「新撰組といえば土方ってかんじだけど
 僕は近藤に焦点をあてたい」
ってなことを仰ってましたね。
京都に住んでると、恐ろしいくらいの新撰組ブームをひしひしと感じたので
ひょっとするとこれからは近藤なのかも??

司馬作品は、あくまで小説。
でもそれを思い切り忘れるよね。笑。

★うさぎさん

はじめまして。コメントありがとうございます。

「竜馬がゆく」と「燃えよ剣」
同時期に平行して書かれたようですね。
確かに竜馬読んでると
新撰組が邪魔で邪魔で・・・。
でも「燃えよ剣」を読むと薩長にむかついて・・・笑

また遊びに来てくださいね♪
うたぎく | 2005/03/10 2:11 PM
aggieちゃん。

入院中は「タッチ」とかそういうのを読むものよ・・・。笑

本の中で、近藤と土方ってあんまり絡まないでしょう。
沖田と土方の絡み方に比べて。
だからかなぁ?と思ってみたり。

斉藤一って誰だっけ・・・と一瞬考えた。
で、セリフで思い出す。
わたくしの読書なんてこんなものー。泣。
うたぎく@再び | 2005/03/10 2:32 PM
こんにちは。

ちょこちょこ寄らせていただいておりますが、我々は本の好みがまったく違いますね〜。
T.Takeda | 2005/03/10 3:26 PM
★T.takedaさん

確かに。見事にかぶらないというか
ジャンルすら違うもんで。笑。
でもおもしろければ、それも良し。
T.takedaさんのブログ、読みやすいですよね。
インプット→アウトプットについては
学生時代、よく考えました。
決めセリフは
「今、インプット中!(←逃げセリフ)」

でも読んだ内容、すっかり忘れがちな鳥頭ですが。あは。
うたぎく | 2005/03/10 4:14 PM
こんにちは。また来ました。

ところで「jugem」って重くないですか?クリックしてもなかなかページ見れませんよ。

それに、今では新規にブログ登録できませんよね?やっぱり容量の問題でしょうか。

僕は今まで「MSN」→「楽天」→「アメブロ」ときました。次は「ライブドア」を使ってみようかな〜(←非常に飽きっぽい)。
T-Takeda | 2005/03/12 1:59 PM
T-takedaさん★

こんばんみー。
JUGEMやっぱり重いですか?
時間によっては動くんだけど…。
半年くらい前に、1週間以上システムダウンしたことがあって
それ以来?新規募集はしてないみたいです。
現状の数で耐えられるサーバ作りにいそしんでいる模様。
がんがれイエイリ。

ライブドア・シーサーと使いましたけど
JUGEMが一番自由に使えるんだよねぇ。
広告もないし。
テンプレもいじりほうだいだし。(やってないけど)
楽天やヤプログの方が重いなーと思うんだけど…。人によりけり??

テキスト書くだけなら、確かにライブドアは
使いやすいです。
でも多分、アフェリエイトに制限があった気が。

うたぎく | 2005/03/12 11:56 PM
こんにちは。これ、京都で読んでみようかなあ。
今週末行くのです。
幕末とか新撰組とか全くわからんけど。
少し前、テレビで土方歳三についての番組をみたとき
『もうとにかく今すぐ抱いてくれ』
的香りは私も微かに嗅いだんでございますよ。
ポール | 2005/03/14 7:19 PM
★ポールさん

わー、読んでみてー読んでみてー。
河原町周辺とか、
京都歩いてたら、幕末関係の跡の石碑が
結構たってるんですよ。
竜馬が殺されたところとかさ。
だから幕末知ってると
また別の京都の楽しみがあるかも?
連休に来られるんですねー。
はっ、おいらもその時旅に出るんだった・・・
うたぎく | 2005/03/14 7:55 PM
読んだわ。いや〜よかった。
土方歳三ステキ。
司馬さんも相当ロマンチストね。

近藤は人物像をつかめませんでしたが、
三谷さんがどう解釈しているのかも気になります。

この調子でやっぱり「竜馬が行く」へ行くべき?
かなり長いんですよね。

あらら幕末へ足を踏み入れてしまった。
しかし日本らしい色合いというか風景が感じられるところがいいですね。
ポール | 2005/03/22 11:16 AM
◆ポールさん

京都どうでしたぁ?

本、おもしろかったようで何よりでございますぅ。
漢(オトコ)といふもの・・・と
しみじみ思いますよねぇ。
いやぁロマン。

「竜馬が行く」でもいいですし
ほかにも幕末モノで「竜馬」よりも
短いのもあるので、
一気に幕末を攻めてみてはいかがでしょう?
いやぁ、もう全部が全部男前で・・・(ヨダレ
うたぎく | 2005/03/22 7:42 PM
京都、食べ物おいしかったー。今回も満足。
やっぱり道きれいですよ〜。
三条の明治屋あたりに、新撰組関係の
碑かなんかがあると聞いていってみたけど、
見つかりませんでした。。。
京都も幕末を知って出かけたら
また面白そうですね。
幕末の男達、しばらくはまってみたいかな。
ポール | 2005/03/23 9:36 AM
◆ポールさん

そうそう!明治屋前に何かあるの。
(思い出せない)
あと、河原町三条の近ツリの前にも何かあるの。
(思い出せ)
丸山公園には坂本竜馬の墓があったはず。
…今週末にでも行ってみよう…

京都、楽しかったようで何よりでございましたv

うたぎく@遅レスあああ | 2005/03/24 10:10 PM
あ、そういえば昨日(11/15)は竜馬の誕生日&命日だったっけ?
市内では竜馬まつりが開かれているはずです。
升形の商店街で小規模な「よさこい」みたいなのをやってたような気が……、
とにかくものすごく地味な祭りです。
すみません、ローカルなネタで。

ちなみに竜馬の生家跡には石碑が建っています。
電車どおり沿い。上町病院の横。
「はあ〜、坂本竜馬ってこの病院で生まれたんですね!」
などとトボけた後輩をもって私は幸せだ。
元・高知 | 2005/11/16 10:40 PM
あー、そうそう。なんか妹がそんなことを…
京都では特に何かあるようには見えないが。
飛び出した地元でこういう扱いなんだなぁと
しみじみ思いますなぁ。
司馬遼太郎に感謝しろ、とサイバラは書いてますが。
そしてもうすぐ三島由紀夫の命日です。笑

というか、あなたずいぶんまた郷愁に溢れて…
うたぎく | 2005/11/17 11:00 PM
2/12菜の花忌(だったかな)、忘れてた。
ちなみに、「新撰組!」が放送されていた頃、
NHK高知放送局では香取(近藤勇)ではなく、
江口洋介(坂本竜馬)のポスターがベタベタ
貼られてました。
主人公を食うか、しかし………。
ま、竜馬の土佐弁がものすごく変だったので
見ててイタかったけど。
| 2006/02/15 10:43 PM
わたくしもすっかり失念。
司馬遼太郎記念館には早いとこ行かないとなぁ〜@東大阪

わたし、そのドラマ、最初につけたときに
近藤と竜馬がご飯屋さんで初めて出会って
竜馬の話を聞く…とかいうシーンで
とにかくつらくて、数分でチャンネルを変えたよ
うたぎく | 2006/02/16 10:58 PM
いやー、北海道に来てしまった。
意表をつく転勤おそるべし…。
ということは!!
必然的に函館へ行かねば!! などと短絡的な発想が脳裏をよぎる……。

花神を読み直していたときに
思いつきで宇和島と卯之町に行ってしまった人なので
Xデーは近いと思われる。
元・高知 | 2006/10/29 9:54 PM
元・京都さんw

えー、遠いやろ、函館。
飛行機乗らなあかんのんちゃう?
雪が降って夜景とか見ちゃう前に早く!笑
ええなー、北海道。
行け行け五稜郭!
うたぎく | 2006/10/29 11:38 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://utagiku.jugem.cc/trackback/219
この記事に対するトラックバック
ヘンリー・ダイアー
Engineer | 22世紀に生きる君たちへ | 2005/05/08 1:51 AM
BlogPeople
■古本市場■