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司馬遼太郎:幕末

4167105934幕末
司馬 遼太郎

文芸春秋 2001-09

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万延元年三月三日朝、江戸城桜田門外で、春の雪を血で染めた
大老井伊直弼襲撃など、十二の事件に幕末狂乱の時代を描く連作小説
嫌がらせのように毎度毎度司馬遼太郎で。
アマゾンのクリックすらされない…orz
ま、いっか。あと1冊あるの。
その後竜馬に入るから。

さて、この本は多少とっつきにくかった。
今まで読んだ幕末モノは大抵他の小説にも登場したりして
リンクしてることが多かったんだけど、
これは、もっと名を知られていなかったような人物や
些細な(?)事件を取り扱ってたから。

幕末はここから始まったといわれる、桜田門外の変
水戸藩の脱藩浪士達が犯人だったけれども
その中には、一人の薩摩藩士の姿があった。
歴史から見落とされてしまった彼の小さなドラマ。

新撰組の基礎を作り、近藤や土方を京都まで連れてきた
立役者のはずだった清河八郎の人生。

坂本竜馬の仇を討つことを考えていた陸奥宗光のもとに
現われた一人の男。
一瞬会っただけの竜馬の仇を討つために参加した彼は
たった維新直前のたった一日の戦いによって
高利貸しの手代から、一気に政財界に踊り出た。

とまぁ、色々あるんだけども
こんだけ司馬遼太郎を立て続けに読んできた身としては
桂小五郎が主人公の「逃げの小太郎」
伊藤井上が主人公の「死んでも死なぬ」が良かった。
ついにお前らも主役に…ぅぅ。

京都で勢力を張っていた長州が、一転、朝敵となってしまったとき
皆が桂小五郎の命を狙っていた。
桂はうまいこと逃げた…っていうのは、様々な小説に出ていたけど
その逃げている間の桂のお話。
兵庫の山奥で小間物屋の主人
あやうく過ごしそうになっちゃうとこなんかは人間らしい。
「しばらくは・・」と思ってたのに時間がたつと
「まぁこのままでもええか」と思ってしまうとこなんか。
でも、ちゃんと時代が彼を呼び返すんだけど。
そんな彼の背後には何人も女性の助けがあったんだよなぁ。
いつの時代も女はよい隠れ蓑になることよ。

伊藤&井上の話は、ほんまにこいつら仲良かったんやなぁと思う。
二匹の仔犬がじゃれあいながら(命張ってんだけど)
くるくると大きくなって出世したんだなぁと思う。
維新後は、二人の性格の違いが如実に現われて
それが二人の生き方の大きな違いになったんだけど。
ま、井上は杉田かおるのだんなの祖先だからさぁ。笑
そういう目で読んでみるのもまた一興。


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