地味な女子の読書とか映画とか。

現在、海外暮らしのため 不定期に更新しております。本が読みたい。
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美輪明宏:美輪明宏のおしゃれ大図鑑

4087804135美輪明宏のおしゃれ大図鑑
美輪 明宏

集英社 2005-08


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美輪明宏が評価する『美しいモノ』が集結!
美の伝道師・美輪明宏が評価する本当に美しいモノとは? ファッション、インテリア、音楽、映画等々、写真をふんだんに掲載しながら「美」とは何かを伝えます。フジ子・ヘミングとの対談も収録。


あー、わかった!!
ついにこういう本出したかー。(ニヤ
というかんじの本ですわ。
今までの本で美輪さんが言ってきた美しいもの、というのを
大集合させた本。

わたくし的には、フジコ・ヘミングとバロン薩摩の話があったのが
良かったですわ。
昔の映画の写真もあったし。
原節子はきれいだにゃあ。
こんだけいろんなものを集められるのは
さすが美輪さんでございますわね?って思う。
書いていることは、自分がどうかはさておき
やっぱりすごーくいいこと言うんだよ。
たくさんの芸術、歌もクラシックもジャズもシャンソンも浪花節も。
西洋画も日本画も、文学も古典も。ダンスや語学。
そういういろんなものを貧欲に学んできたんだろうなぁと
うらやましく思う。

まぁやっぱりところどころに突っ込みどころもあり。笑
美輪明宏の6畳時代の部屋なんて、美しくロマンチックな部屋というよりも
サイケデリックすぎやしませんか?という気もするし!
まぁいいんやけどな。
好みの問題だし…。
福山雅治をいい男!というのも好みの…ブツブツ

と、これを電車で読みながらふっと気がついた。
今まで美輪さんの本を読んでいるときの違和感。
なぜ、夢二や中原淳一の絵がそこまでわたしの心をそそらないか。

多分それは装丁だ。
美輪さんの本に関しては、デザインや装丁に違和感を感じた。
なんでこんなに派手にしちゃうんだ?
もっとシックなデザインでいいんじゃないの?
もちろん好みの問題もあるから、ね。
美輪さんがOK出したんだったら…ね…

例えば、フォント。
デザイナーにレタリングさせていいんじゃないのかなぁ。
ページについてる上下の帯や飾り罫も手書きであってほしい。
この「具まんたん」かなんかに入ってるような、
ありきたりの素材ではなく。
(作ってたらごめん)
夢二や淳一やアールデコや、日本の美や叙情や…と言うんだったら
そういうデザインにしたらいいのに。
お金かかるのかなぁ。
ちょっと昔の本、伊丹十三や植草甚一の本はおしゃれだ。
(あのコロナブックスは除く。あれは内容は素敵だがデザインは最悪。
 多分その前の「別冊太陽」は素敵だったんだろうなぁ…)
彼らの手書きのイラストや文字があの時代の空気を教えてくれるから。
ちょっと滲んだ写植の文字と。
三島や太宰や瀬戸内さんの本だって昔の本や新潮文庫の表紙はお洒落だ。
この違和感はおおたうにさんの本でも感じたなぁ。
なぜ、そこでそのフォントを?みたいな。作れよ文字くらい!って。
せめてレタリングできなくても、ちょっと色を触ったり…

その証拠にモノクロのページや、一面に華宵やマリーローランサンの絵が
入ってるページは素敵だ。
だけど隣のページが目に入ると、なーんかがっかりしちゃう。
カラフルに!華やかに!って心意気はわからなくないけど
なんだか、着色料たっぷりの駄菓子みたいだ。

ほんで、わたしだったらどうするかなぁ…と考えてみた。
まず、表紙は、ストライプと水玉のピンクをもっとおさえた色にする。
黄みがかったピンクかなぁ。薄紫でもいいかな。
いや、ほんまやったらストライプと水玉っつーのをやめたい。
花柄の方がいいんだけど、無理だったらせめてその淵をぼかすね。
そしてハトロン紙?みたいなのを巻きたい。

そして見返しはちょっと和紙っぽい柄の紙(か、デザイン)を
持ってきたいなぁ
線画に加工した(できないか?)の夢二かなんかの
イラスト載せてもいいな

で、本文の用紙の紙はもっと白色を抑え目に。
飾り文字は全部レタリング。
それをイラストレータでデジタルにはしないで、
DTPが必要なのであれば
そのままスキャニングして画像化する。
それ以外の文字は明朝をいじったかんじがいいなぁ。

で、できたらカラーはカラーだけで集めて、
前や真ん中にまとめて載せたい。
それ以外は黒ともう一色、鶯色とか渋めの色で2色。
カテゴリごとにわけたいなぁ。天地で断ち切ったら、
グラデーションになるように…

はっ!!!(我にかえる

まぁちょっとそこまでは行きすぎかもしれないけどさ。
なんか、デジタルなんだよなぁと思うのよ。
夢二や淳一の絵に惹かれるのって、お洒落とかいうよりも
そういうアナログな世界に癒されたりするからだと思うのね。
だったら復刻するときに、それらの持つ雰囲気を
忠実に再現して欲しいな、と。
夢二の作った湊屋で売ってた夢二雑貨って
多分、用紙とかもこだわって作ったと思う。
それが普通の白い紙に刷られた一筆箋や葉書ってどうなんだ?とかね。
あと、実際の色はあんなにどぎつくないんじゃないのかな?とかね。
原画はどぎついかもしれないけど、当時の印刷物だったら
技術的にも用紙も多分、そこまで再現できなかったと思うの。
でも、実際に庶民が目にするのは、そっちの方だ。
デジタル化して(多分原画は全部ポジにしてると思うし)
色修正なんかも加えて発色のいい紙に刷って、
さらにビニールでコーティングしてぺっかぺかにして…
多分、わたしはそれに違和感を感じる。
もっと素朴なもんだったんじゃないのかな、と。

みなさまはいかがですか?


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この記事に対するコメント

こんにちはー。

やはり読んでおられましたか、これ。きっとうたぎくさんがレビューを書かれるのでは…と、勝手に期待しておりました。

私なんぞはあっさり「また激しく目立つっつーか、異彩を放った装丁ですなー」位しか思いませんでした、あはは。

ま、現代の印刷ですと、「できるだけ実物(=原画)の色彩をリアルに、細部まで表現」って方向なんでしょうね、「当時の商品をリアルに再現」ではなくて。

どっちにもそれぞれの魅力があるから、欲張りな私としましては優劣つけがたいです。

とりあえず、ちゃんと読みます。

では。
ぷうぴい | 2005/08/30 11:54 AM
す、すごい!
うたぎくさんは流石、デザインにも造詣が深く、鋭い感性の持ち主なのですね。あっ、それが専門だったり・・(笑)?!

確かに美輪さんの本って、これまでも中味の濃さの割りに、装丁が軽々しいわざとらしさみたいなのがあるかも。

ちなみにうたぎくさんが装丁ですごーく好きっていう本はありますか?私は、これってベタだとは思うけど(笑)渋龍の本の装丁は好みかなぁ・・。

そうそう、関係ないけど植草甚一コロナブックス、今日、近所の小さい本屋で偶然1冊見つけたので買っちゃいました(だからクリックして買えよってね)。
透子 | 2005/08/30 8:03 PM
■ぷうぴいさん

週末は…(涙

うーん、細部にまでこだわって表現、はわかるんだけど
なんとなくその色合いと用紙の白さが
ハレーション起こしてる気がして…ま、まぶちい
みたいな。笑
それはともかく、この本、意外におもしろかったんだわ。
読んだ??

■透子さん

>デザインにも造詣が深く、鋭い感性の持ち主

そんなわけねえだろ。笑
でも確かに装丁が賑やかしすぎるよね。
あなたの言う美ってこういうもの?みたいな。
美意識、というより「独特の」美意識…

装丁ですごく好きか…
角川のドグラマグラの表紙は素敵だよねぇ。
米倉斉加年が書いてるの。
寂聴さんの本でも古い文庫だと、
横尾忠則が表紙やってたりするんだよねぇ。

基本的には新しいのより古い方が
いいもの多いかもしれない。
山田詠美さんの本でも、今の新潮文庫より
角川や河出の方が良かったりするもんなぁ。

最近は小説よりも雑誌やエッセイの方が
凝ったもんが多いよね。

うたぎく | 2005/08/30 10:51 PM
!!
私もドグラマグラの装丁好き。
あと、春陽堂書店の乱歩↓
http://www.shun-yo-do.co.jp/index/tantei.html

綾 | 2005/08/30 11:13 PM
綾ちん

ドグラマグラ、下巻の方が好みっす。

おー、その乱歩の表紙達も素敵だなぁ…

綾、今年の秋冬のお洋服なんて
ちょっと好みなんじゃないの?
京都に来たら、ソワレやミューズ(喫茶店ね)に行って欲しいわ…
うたちゅ | 2005/08/31 10:55 PM
全く関係ない話題で横割り失礼します。

私、修学旅行以来の2度目に行った(それしか行っていない悲)京都行きのとき、短い時間の中でソワレには絶対行く!と決めて行きました。ちょっと探すの苦労しました笑。ミューズは行ってないなぁ・・
京都には、すごく行って見たい素敵な喫茶店が他にもいっぱいあるぅ。あとね、今度京都に行くときにはアスタルテ書房にも絶対、行きたい。雑誌の写真だと広そうに見えたけど、マンションの一室なんですって?京都初心者にはわかりにくいかね。
透子 | 2005/09/01 3:14 PM
こんにちは
「59番目のプロポーズ」と共に本屋でこの本見つけるのが楽しみです。
美輪さんの美意識って文章からくる印象と違う感じがします。

美輪さんがソワレであの毒々しい色のゼリーポンチ
(私好物)食べてたら似合いそうです。
私はみゅーず派かな。

ポール | 2005/09/01 9:15 PM
★透子さん

おー、ソワレ行ったのね。
ソワレ・みゅーず・フランソワが
四条にある古めかしい(笑)場所です。
あとは、六曜社の地下店と。
先斗町のタナカコーヒーもおもしろい。

>アスタルテ書房

一乗寺の方かしら…?
なんか色々そういうのが集まってる場所が
あるんだけど、未開発だわ…
うーん、京都は奥深いものよのう
(ってただのヒキコモリなんですけど)

★ポールさん

あー、似合うかも。
まだ丸山明宏だったころとかね。
あの青い空間になじむやろなぁ。
そしてあの5色のゼリー…
怖いか。笑

>美輪さんの美意識って文章からくる印象と違う感じがします

うん、わたしもそう思う…
あの黄色い髪は…(遠い目
なんかもうただの派手な人間…
結構大阪歩いてたら目立たないかも。笑
59番目〜、は是非。

うたぎく | 2005/09/01 11:09 PM
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