地味な女子の読書とか映画とか。

現在、海外暮らしのため 不定期に更新しております。本が読みたい。
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池波正太郎:男の作法

4101156220男の作法
池波 正太郎

新潮社 1984-11

おすすめ平均

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てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ…。勘定、人事、組織、ネクタイ、日記、贈り物、
小遣い、家具、酒、月給袋など百般にわたって、豊富な人生経験を持つ著者が、時代を超えた「男の常識」を語り、さりげなく「男の生き方」を説く。本書を一読すれば、あなたはもう、どこへ出ても恥ずかしくない!


…つーか、ごめん。更新できなくて。
週末は北海道に行っておりました。
そこで愛しの女子と会って、夕ごはん食べたとき。
北海道らしく海産物を食していたときに、その子が
「あれ?わさび、醤油に溶かないんだねぇ。なんで?」
と愛らしくわたくしに問いかけました。
わたくしは男らしく
「池波正太郎が『溶いちゃダメ』って言ってたから!」
と答えました。すみません。受け売り大魔王です。
しかも読んだの最近で、
初めてのチャレンジでした。
いつもは溶いてました。すみません。

同行者が
「いや…わさびの香りが飛んじゃうからね」と
フォローを入れてくれました。

まぁこういう話も載っている本だというちょっとした小話です。

いやー、でもこの本、格好良かったよ。
ご飯の食べ方はもちろんのこと。
他のものにお金かけられなくても、万年筆だけはいいもの持っとけ、とか。
家族のあり方なんかも良かったなぁ。
男子は読んでおくほうがいいよね。
奥さんの操縦法(笑)も。
でも今読んだら、多分、憧れてしまうよね。
もう、こういう話がまかり通らない世の中なのかもしれないし。

池波正太郎本人も、
「これは僕の時代の作法であって、現代ではどうだろう」って
書いてあったし。
この本が出たのは昭和56年。1981年。
今から24年も前。

こないだちらりと読んだメルマガには、
女子の恋愛事情の変遷が書いてあって
20年前:婚前交渉もNGというのが主流
10年前:婚前交渉は、まあアリよね、というのが主流
現在:付き合う前にやっちゃのもアリよね、というのが主流。
ということが書いてあって、わたくしは軽く震えたのですが。
(つか、「婚前交渉」って)
そんだけ世の中は変わってしまったのです。
20年前は、携帯もパソコンもなかったもの。


昔の男には、どんなに貧乏でも
ある程度自由に使える小遣いがあった…なんてくだりは泣ける。
その小遣いを持って、ちょっとしたご飯を食べにいく。
そういう小さな積み重ねがその人の持つ余裕になる。
もうねぇ、悲しくなるよ。
この本読んでたら。
もうこんな時代、戻ってこないんだろうなぁ。
だけどすごい良かったんだよ。
聞き手の人が
「今はなかなか難しいんですよ…」と何度も言うところが
切ないけれど。

で、ここからわたくしは狂ったように
彼のエッセイを立て続けに読んだんだけど…
書く暇ないままにどれがどの本だかこんがらがって。書けるかな。

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この記事に対するコメント

おう。これなんだー。読んでみるわ。

ダアが好きそうな本だなぁ。
昨日も部下の嫁が一切ご飯を作らないちゅう話で「あいつぁ伸びんな。男が外で汗水たらして働いて…ブツブツ…嫁が飯を…ブツブツ」

・・・割と古風な人みたいで。笑
えりつゅ | 2005/10/21 10:52 AM
えりり。

まぁ、ダァはそんな古風な方なのね。
ま、嫁がご飯を一切作らないのは…
共働きならまだしも…うぅん?←悩

うたちゅ | 2005/10/22 6:04 PM
金持ってないふりして、北海道へ旅行に行く金は持っているのじゃなー。

まあ、それは許してやるとして、
>もう、こういう話がまかり通らない世の中なのかもしれないし
うんにゃ。うちはまかり通っているぞ。ヲイラはこう見えても厳しい夫なのだよ。
それにしても最近の男どもは、みっともない奴が多いな。良い意味での自尊心が欠如しておる。まずそこから直していかないと、日本の将来は明るくならないのだ。
やっぱり信念持って生きなきゃダメなんだよ!そうは思わんかね?
デミアン | 2005/10/23 11:45 PM
デミアンさん

>金持ってないふりして、北海道へ旅行に行く金は持っているのじゃなー。

前々から計画たてたら(注:資金繰り)
行けるんですよ、さすがに。笑。
ぶらり北海道♪とはいきませんよ。
でも今、正規の航空運賃片道分くらいで
ツアーなら2泊3日くらい行けるんだね。
どうなってんだ。

>まあ、それは許してやるとして、

ありがとうござりまする。涙。

それはさておき。

>それにしても最近の男どもは、みっともない奴が多いな。良い意味での自尊心が欠如しておる。

そうなのー。ほんとそう思う。
みっともないというか情けないというか。
あ、でもデミアンさん、田舎にいるから(笑)。
「男の子なんだから!しっかりしなさい!」
みたいな感覚がなくなってんだろうなぁ。
都会の子って。
ま、その分女がやたら強くなって
男子のちいちゃい自信なんて踏みつけるのかもしれないけど。笑

うたぎく | 2005/10/24 10:03 PM
そばは真ん中からつまめばばキレイにとれる…。
こちらも受け売り大魔王!!
久々に読もうと思って実家からの荷物に入れたはずなのに見つからない。
年末年始の再読ターゲット。
元・高知 | 2006/12/16 8:41 AM
これ、読んですぐにそば食べに行って
練習しないと忘れちゃうよねぇ。
受け売りも難しいのでR。

年末年始は何を読もうかなぁ。
萬月さんを全部アップしちゃいたいから
再読に励んでいるのだけれど。
5日休んで、巨大連休にしてやるしてやる。

うたぎく | 2006/12/17 12:23 AM
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末年始は地元に帰って
酒のんで魚くって京都・大阪をウロウロしてたら
あっという間に終わりました。
『男の作法』、実家でさがしたけど見つからんかった……。
前・京都 | 2007/01/03 3:08 PM
あけましておめでとうございます。
今年も良き一年でありますよう。
早く本土復帰できるとよいね。

>年末年始は地元に帰って
酒のんで魚くって京都・大阪をウロウロしてたら

でもあっという間なんじゃないの?
仕事始まるのも早そうやもんね。
今度はどこをうろうろしてきたの?
わたしはだらけきった長い休みであった。


うたぎく@遅レス | 2007/01/08 11:27 PM
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図書館で文庫本を借りるのもなんだかなあ だが、 新刊のコーナーで目についたので借りた。 池波正太郎の本は「銀座日記」他、数冊持っているが 全てエッセイであって、肝心の時代小説の類は読んだ ことがない。 この人の食や酒に対する見識が好きだ。 さて、この
おもしろくて、ありがたい | 宝島のチュー太郎 | 2005/10/24 5:44 PM
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