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「マザー・テレサ」

マザー・テレサ デラックス版マザー・テレサ デラックス版
ファブリツィオ・コスタ オリビア・ハッセー ラウラ・モランテ

ジェネオン エンタテインメント 2006-02-24

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『ロミオとジュリエット』のオリビア・ハッセー主演、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサの生涯に迫る伝記ドラマ。修道院での活動に限界を感じたテレサは新教会を設立し、困難を乗り越え人々の救済に力を尽くす。


・・・すげえ女。
もちろん、ノーベル賞とった人だし
様々なエピソードが語る彼女の姿は偉大だ。
インドに行ったこともないし、もう彼女の姿を
テレビなんかで見ることもないから
マザー・テレサの名は聖母のように光り輝いている。

とはいえ、多分、清らかな姿だけではないんだろうなぁと
この映画を見てぼんやり思いました。

意志を貫くためには、人も利用しなければならない。
欺くこともあるかもしれない。
切り捨てていかなければいけないものもあるだろう。
そう思った。

インドの道を歩く、マザーに捕まった人は大変だ。
主に医者や救急車、市場の人間なんかが犠牲になる。
「神の思し召しです」「神が必要としています」
そう言われて、断れる人間なんてなかなかいない。
報酬もなく、ただこき使われる。
医者も苦笑いをしながら、時に逃げ腰。
マザーと目が合ってしまった市場の物売りは
何か差し出さない限り逃げられない。
・・・そんな風に見えましたが何か?w
お金が足りなくなるとそのジャッジする人の前で
「おお神よ神よ・・・」と暗に値切り倒そうとするし。
マザーの周りには彼女の補佐をする人たちが集まるけれど
大事な相談や、色んなことを
「それはわたしの仕事ではありません!」と切り捨てて押し付けるw
あまりの過酷な労働環境(報酬もないから労働ではないか)に
耐え切れないスタッフもたくさんいた。
ほんますげえ女・・・

このくらいドライでなければ、何かを貫き通すことなんてできないんだろうな。

孤児に愛を。
身寄りなく道路で死にかけている老人に愛を。
なんでインドだったんだろうなぁと思う。
もちろん、インドが植民地で、イギリスから教会が乗り込んでいたこともあるだろうけど。
インドでなかったら、果たして彼女はここまでしただろうか?
世界でも、有数の人口を持ち、宗教が入り乱れ、
厳格な身分差別のある国。
そして、時代が移り変わっても、人々の生活が何故か変わることのない国。
(ほんまなんでや)
カーストが存在する国で、子供や浮浪者や、全ての人間を平等に扱おうとする
マザーの存在は異端だったろうなぁと思う。
だけど、だからと言って、孤児や浮浪者が減るわけでは決してないのに。
どこの国にいたとしても、インドに行くのかな。マザーは。
アフリカや、南米や、西アジアではなく、インド。

ただ、この映画ではどうもマザーの「愛」というのがわかりづらかったかな。
押しの強さの方が全面に出てしまってるような気がした。
でも、きれいごとだけじゃ世の中は回っていかないし
優しい、ということが甘いことだと勘違いしがちでもあるので
そういう意味では面白い映画だと思いました。
ヒマにまかせて映画鑑賞(欧米) | permalink | comments(0) | trackbacks(1)

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 オリビア・ハッセーが好演。名演とか拙演とかいうよりも、気迫のこもった演技をしているという感。  高名である反面、具体的な功績があまり知られ
マザー・テレサ | シネクリシェ | 2006/10/25 5:28 AM
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