地味な女子の読書とか映画とか。

現在、海外暮らしのため 不定期に更新しております。本が読みたい。
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「至福のとき」

至福のとき至福のとき
チャオ・ベンシャン チャン・イーモウ ドン・ジエ

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006-08-18


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中国の近代都市・大連。ある日、盲目の少女ウー・インの継母は、"至福旅館"の経営者を名乗る男チャオと見合いをした。実は彼は工場をリストラされた失業者。何とか見合いを成功させようと大見栄を張ってしまった。継母はウー・インを按摩師として働かせるよう願い出た。チャオは継母に冷遇されている彼女に同情し、廃工場に按摩室を急造する。彼は仲間に、旅館の客のフリをするなどの芝居を打ってもらい、ウー・インを稼がせる。そして、彼女も次第に生きる希望を取り戻していき、チャオとも親子のような間柄になっていくのだが……。

どこ行くんや?
ウー・イン役のドン・ジエちゃんが超かわいい映画であった。
彼女いくつ・・・?
そして中国人男子がいつもランニング姿と同じように
女子もパンツ一枚で歩くんですか・・・?それが気になって仕方ないんだが。

ウー・インが育てられている継母がこれまた最強なキャラ。
太っていて、自分の息子だけをかわいがって。この息子もすげえわがままなガキで。
で、よりお金をくれる男を求めてお見合いを繰り返す。
そこに出会ったのがチャオ。
チャオも嫁さんが欲しくてたまんないから、お金のない失業者のくせに
大きな嘘をつく。
その嘘の流れで、ウー・インの仕事の面倒を見るはめになり
そちらにかまけている間に継母は別の男を引っ張り込み
チャオにウー・インを預けたまま、チャオに縁切りを申し渡す。
たくましいで、この継母。そのあつかましさにおいて
ある意味、人生の師匠ですらあるw

ウー・インは母親に先立たれ、目が見えなくなり
やがて父親も継母にウー・インを押し付けて蒸発する。
ウー・インには
「シンセンで稼いで、お前の目を治してやるから」と告げて。
ウー・インにとってはそれが心のよりどころ。

目の見えないウー・インはチャオの元でマッサージ師として働く。
でも本当はそのマッサージ店もチャオと仲間達が作った架空の店。
工場の片隅にそれらしく場所をあつらえ、
雑踏をテープにとって、あたかも街中にあるような演出をする。
交互に彼らは客としてウー・インの元に訪れる。
ウー・インはその稼いだお金で、シンセンにいる父親に会うことを夢見てる。

本当におままごとのような幸せ。
いつまでも続くわけないんだけれど。
ウー・インのマッサージ室の外で、
丸くなって今後の相談をする彼らの姿がだんだんいとしくなってくる。
最初はウー・インの扱いに困っていたチャオ。
そして心を頑なにしていたウー・イン。
でも、だんだんお互いを必要としていく姿。
目が見えなくても顔はわかるのよ、とチャオの顔を触るウー・イン。
手にしたわずかなお金で、ウー・インにワンピースを買うチャオ。
最初はTシャツにパンツ一丁でw青白かったウー・インが
大きな花柄のワンピースを着て草の生い茂る夏の道を歩く。

継母の下に届いた父親からの手紙。
暖かい言葉を期待して、チャオに読むことをせがむウー・イン。
けどそこに書かれていたのは、ウー・インにとってつらいことで
チャオは読むことをためらう。
彼は心の中のありったけの愛情をこめて、ウー・インに偽父親として
手紙を書こうとする。
その手紙を握り締めたまま彼は・・・

で、最後、全てに気づいていたウー・インはチャオと仲間達ににメッセージテープを残し
出ていくのですが
この最後のシーン、ウー・インがよろよろと雑踏の中を歩いていくんだけど
おい!どこ行くねん!危ないやろ!!!
いい話で終わるように見えて、ウー・インの今後が気になって仕方ない映画であった。
だってさ、親もいなくて目が見えない10代の少女って
あっち方面しか使い道なさそうなんだもん・・・
ということで、とても素敵な映画なんだけど最後の最後で不安のため泣けないという
変わったオチの映画でございました。

ヒマにまかせて映画鑑賞(中・香・台) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

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