地味な女子の読書とか映画とか。

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「北京の恋」

北京の恋 四郎探母北京の恋 四郎探母
チャン・ハン, ピー・イエンチュン, 前田知恵, チン・トン, スン・ティエ

ジェネオン エンタテインメント 2008-06-25


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2004年1月、北京。 ネットで知った友人を迎えに来た何は、現れた梔子(しこ)に驚く。 京劇ファンの男性のはずが、若い女性で、抵抗感を持つ日本人だったからである。 日本人に京劇を教えるのはご法度、そこに何の息子鳴が、京劇を再び演じる為に戻って来た。 最初は日本人の梔子を避けるが、父同様徐々に心を開いて行く。 二人は練習で心を交わし、以前父が演じた《四郎探母》を演じたくなる。 しかし旧暦の大晦日に、梔子の祖父が知らせた秘密が彼らの関係を壊してしまう..。


こんなんかわいそうだ
前田知恵という子は中国語学習者の中では結構有名な女優さんです。
北京電影学院という、映画関係者を輩出する有名な大学の本科を
日本人として初めて卒業。
HSK8級(中国語学習者としてはぜひとりたい資格)を持ち、
NHKの中国語講座にも出てました(2006年)。
中国で制作される映画やドラマにもちょこちょこ出ていたり、
日中合作映画などの現場では、通訳として参加することもあったそうな。
PROMISE」の撮影時、真田広之についていたのはちょっぴり有名。

そんな彼女が晴れて、日本公開の映画で主役を…主役を…。


かわいそうにー。こんな映画でかわいそうに…。

留学生として、京劇を学びに北京にやってきた梔子(変な名前…)。
しかし、日本人に抵抗を持つ人々は、最初は梔子をどう扱っていいかわからない。
持ち前の天真爛漫な素直さで、人々の心をほぐしていく梔子。
そこに何の息子の鳴が、再び京劇を演じるために戻ってくる。
梔子は、日々の出来事をおじいちゃんに電話やメールで報告する。

ところで鳴は

…王子?

みたいな、まっ白い服に黒の扇子で現れる。
で、二人はいつの間にか(ほんとにいつの間にか!)さっさと恋に落ちる。

この二人の恋がメインではないのか?と思うくらい、あっさり交際が始まるのにはわけがあって
それは、日中の歴史を見なかったことにしてはいけない!というメッセージを
むりやりぶっこむために時間が必要だからです。
これ、絶対いれなきゃいけないの?と本気で思ってしまった。
日本人と中国人のラブストーリー作るには絶対入れなあかんの??
というくらいぶっこみ方がワイルドである。

旧正月の大みそか。
鳴と梔子、何と、その親子をよく知る京劇の女の先生。
その4人で和気あいあいと、京劇の歌を口ずさみながら餃子を包む。
そこに、おじいちゃんから電話。
梔子は、うれしそうに「旧正月だからみんなでぎょうざを包んでるの」と報告する。
しかし、おじいちゃんは突然具合が悪くなってしまい、電話を切ってしまう。
不安にかられる梔子。そこに母親から「×時にメールボックスを開け」という連絡がくる。
そのとおり、彼女がメールボックスを開くと、
おじいちゃんから、衝撃のメールが・・・・。

戦争中、おじいちゃんは兵隊としてやってきた中国で、中国人に対し、ひどいことをしたこと。
たくさんの中国人を捕まえたとき、一人、彼をにらみつける女がいた。
食事には久し振りに肉入りの餃子が出たこと。
そこで、彼の兵隊仲間が彼に得意げに教える。
「この肉、あの中国女の肉なんだぜ。生意気だから殺して食っちまった」

・・・・ありえねえ・・・・。

いや、現場にわたしがいたわけじゃないから、そういうこと言うとまた中国人と喧嘩になるけどw
せめて爺ちゃん、空気嫁。なぜ、そのタイミングでそんなこと言うのか。

その報告メールを読み、悲嘆にくれてしまう梔子。
そして、3人におじいちゃんのメールの内容を伝える(なんでや)。
3人は思わず日本人に対する恨みを思い出し、梔子を避けるようになってしまう。
傷つく梔子は、3人の前から姿を消してしまう。

わからん!
俺にはわからん!!
話の展開とかなんかすべてがわからん!!!


その後、梔子のじいちゃんは、何に手紙を送り、
過去の事件を謝り(よくわからぬが)、何も機嫌をなおし…
で、まぁとにかく、その後、鳴の久し振りの舞台で、
ほんまは女の先生が相手役のはずだったけど、
二人の関係を心配した先生のおかげで、梔子にバトンタッチ。
二人は歴史問題を乗り越え?見事舞台を勤め上げたのでございました。

いやー…。もったいないなぁ。
いや、別に、歴史問題絡めてもいいんだけど
それにしちゃ時間配分が変というか。
もっと細かいシーンを丁寧に作れば、それなりの映画になったと思うのだけど。
おおざっぱ感が否めない。
しかも、「留学生にしちゃ中国語がうますぎるから、もっと下手っぽく」という
指示が出されたせいか、セリフが棒読みっぽく聞こえて
彼女はそれなりに演技が上手な子なのに、中途半端なアイドルの演技になってしまってる。
せっかく京劇の歌や動作まで覚えたというのに。
(ちなみに京劇を習うのに日本人はご法度だという話は聞いたことがございません)
それにやっぱり、人肉喰いのシーン。
ああいうのがあったら日本で公開しても受けないよ。しかも一方的な表現で。
だから、すごくかわいそうだなぁと思ったのでありました。
ヒマにまかせて映画鑑賞(中・香・台) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

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