地味な女子の読書とか映画とか。

現在、海外暮らしのため 不定期に更新しております。本が読みたい。
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京極夏彦:絡新婦の理



文庫版 絡新婦の理
京極 夏彦

発売日 2002/09
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カトリックの女学校に流れる不気味な噂……
今度は京極堂はキリスト教や婦人運動、母系社会を解き明かす。
どこに逃げてもひっかかる。
どう防ごうとしても捕まってしまう。
巧妙に張り巡らされた罠は、まるで蜘蛛の糸のよう。
彼女たちは「自分達の意思」で動いている。
でもその「自分達の意思」がまるであやつられているかのように
一つの結果へと向かって…。

この話はかなり好みだ。
女学校を経営する織作家の
泣いてばかりの次女・女権運動の第一人者である三女。
女学校に微笑みながら君臨する女学生の四女。
翻弄される女学生、そして、事件を見極めようと踏ん張る少女。
女子としての危うさをそれぞれがもっている。

でも最後、あの女はこういう過程を望んでいたのかどうか。
この結果を望んでいたのかなぁ…。
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