地味な女子の読書とか映画とか。

現在、海外暮らしのため 不定期に更新しております。本が読みたい。
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京極夏彦:塗仏の宴




文庫版 塗仏の宴―宴の支度
京極 夏彦

おすすめ平均
まあ不思議は確かに、ない。
怖かったし恐かった
妖怪大戦争・・・榎木津礼二郎の大冒険

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伊豆山中の集落が突然姿を消した。
そしてその土地を目指す、幾つもの宗教団体。
女占い師に、少年予言者。
集落の謎を追おうとした関口がまず罠にはまり
沢山の人々の心の闇に魔の手が伸びて…

京極堂が巧妙にしかけられた「催眠術」をほどいていく。

生きていくうちに「消してしまいたい出来事」っていうのは
積み重なっていくと思う。(人によるけど)
じゃあ、それを消してしまって、新しい記憶を上から塗りかえられたら。
過去の事実はどこに消えてしまうのか。
それを覚えている他者がいなければ
何の不自由もない生活がそこにはあるのでは……。
ううーん…。

消し忘れた人間が思いもよらないところから現れて
そこから大きく歯車が狂っていくのだけど。

それにしても関口の感覚って妙にわかるんだよなぁ。
すぐ同調してしまうの。
自分の記憶や意思がすぐ揺らいでしまう。
殺人事件の現場に居た→ひょっとして僕が殺してしまったのかもしれない…
とかさ。
わたしもよく「ひょっとしてわたしが間違えたのかもしれない…」って
間違えたはずもないのに
「オマエが間違えたんだ」って言われたら
へにょへにょとしてしまうもんなぁ。(バカ)

関係ないけど榎木津の名言。
大怪我をした敦子(京極堂の妹にむかって)
「敦っちゃん君はなンて愚かなんだこんなに可愛いのに!
 可愛いものが可愛くあろうと努力しないで何処の誰がそれをする!」
なんかものすごい説得力だ(笑)

最後のあの大黒幕を倒さない限り、
京極堂シリーズは続くのね!ふふっ



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