地味な女子の読書とか映画とか。

現在、海外暮らしのため 不定期に更新しております。本が読みたい。
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有吉佐和子:更紗夫人




更紗夫人
有吉 佐和子


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更紗って何よー。(叫)
歴史を裏で支えた女子物語やら、伝記ものであったりというのは
大好きなジャンルで狂ったように読みがちですが
そこに出てくる小道具一式、全然わからないのが難点だなぁ。

「××の柄をあしらった内掛けの裾には…」とかいう文章は
「とにかくすごい着物」というように変換されるわたくしの頭脳。
本を読む=教養がある、だなんて嘘っぱちだわ。

というわけで「更紗」というものもいまいちよくわかりません。
わかんないけど、インドであったり、インドネシアなどが主な布なので
バティックのようなものと思っていますが、どうなんだろう。

で、とにかく美人の金持ちの未亡人が趣味で始めた更紗で
成功していく、というお話です。
最初はあまりにも世間知らずで、バックにいる義父の力を恐れてか
みんなもちあげるだけもちあげるのですが
ふとそこに迷い込んだ若い新聞記者の男に
「甘いんだよ」と言われ、そしてその男が好きになり…。
最後はとにかく世間しらずだった未亡人がたくましくなったね、というかんじ。

いや、おもしろかったよ。おもしろかったんだけど。
登場人物に全く興味がなくてねぇ…。
有吉さんの本のおもしろさは、しっかりとした時代背景や取材をもとに
女のどろどろした感情や
登場人物のさまざまな駈けひきが織り成す部分にあると思うのよ。
これ、瀬戸内晴美さんの本っぽいなー、と思った。
(決して寂聴さんの本がおもしろくないわけではないのよ!わたしほとんど読んでるし!)

この本、古本屋で買ったんだけど
登場人物の服装の描写のところに、鉛筆でアンダーラインを引いてあったの。
この本の前の持ち主はなんで、ここにアンダーラインを引いたんだろう??
こういうのっておもしろいね。古本の醍醐味。
有吉佐和子 | permalink | comments(2) | trackbacks(1)

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この記事に対するコメント

知らない言葉もそうですが,読めない言葉にもよく出くわします。
以前,太宰さん読み耽ってたときに「所謂」が読めなくて読めなくて「うにゃうにゃ」みたいにしてスルーしてましたもん。
「ふうん読書家なんだあ」て云われるたびに50mくらいダッシュでバックしたくなります。
「本たくさん読んでると物識りでいいよねー」には200mバックです。
そして役に立たない知識ばかりが蓄積されていく。

いつもいつも更新楽しみにしてます。
もうほんと大好きです。(告白
aggie | 2004/08/30 3:32 PM
照。
こんなん「好き」っていって下さってありがとうございますvvv

わたしも「ご用達」はこころの中で
「ごようたつ」って読むようなバカものですw
ことわざの意味も間違った解釈を平気でしますw

本を読んで知識を吸収?しても
それは座学での知識でしかないもんなぁ。
でも昔は、座学で学んでから経験する、っていう形が今よりも確立されてたのでは?とも思う。
そういうことが昨今ではおろそかにされがちかなぁ、と思うこともあり枡。
経験第一☆みたいな。それは否定しないけども。

ま、学ぼうと思って読書することなんて
ここ長いことないんだけどさ(笑)


うたぎく | 2004/08/31 12:03 PM
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有吉佐和子 『更紗夫人』(集英社文庫)、読了。 有吉作品で戦後のお話を読むのは久々です。 最初の30ページほどを読むのに難儀しました。...
『更紗夫人』 | 観・読・聴・験 備忘録 | 2008/01/11 12:39 AM
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